サイエンス2023年6月26日
心をよみがえらせる:運動とメンタルヘルスの科学
運動は不安やうつの治療で、薬や心理療法と同じか、それ以上の効果があることが証明されています。とくに高強度の運動です。気分を良くし、不安を減らし、ストレスへの強さを高めると考えられています。ただし効果を得るには、続けることが欠かせません。
高強度の運動の力
興味深いことに、強度の高い運動ほど より大きな効果と結びつく傾向があります。仕組みは複雑でまだ完全には分かっていませんが、効果に関わると考えられている一つの要因が乳酸です。乳酸は無酸素の高強度運動で作られ、気分の調整に欠かせない神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの生成に重要な役割を果たします。これらが少ないと、不安や抑制の効きにくさ、ストレスへの対処力の低下につながります。
研究によれば、運動は不安やうつの治療で薬や心理療法と同じか、それ以上の効果があります。

強度の高い運動ほど、心への効果も大きい傾向があります。
続けることが肝心
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